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村上春樹の新刊『騎士団長殺し』の中で、13歳の少女がクローゼットの中に閉じ込められてしまうシーンがありました。

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2月24日(金)に、7年ぶりの長編として発売された、村上春樹氏の「騎士団長殺し」第1章、第2章(上下巻)です。

私も昔から好きで、早速購入して読んだのですが、なにせ、1冊550ページくらいあるので、上下巻で1100ページ。なかなかのボリュームでした。

問題のシーンは、下巻(第2章)の終盤、P450ページあたりから始まります。

ネタバレを含みますので、読んでいない方はスルーしてください。

 

13歳の、おっぱいがなかなか膨らまないことを悩んでいる、お金持ちの美少女、秋川まりえちゃん。

初潮は半年ほど前に来たばかり、だとのこと。

 

この可憐な少女がなぜクローゼットに隠れることになったかというと、

何か、この家に来なくてはいけない不思議な気持ちに突き動かされたからでした。

 

金曜日のお昼休み、中学校を抜け出し、山の上に立つ、お屋敷に潜り込みます。

途中、時計を何度か見るシーンがあるのですが、そのときは、3時5分過ぎでした。この段階で、例えば、12時過ぎに学校を抜け出して、途中トイレも寄らずに(おそらく、山の中を抜けてきたので寄っていないと考えるのが普通)やってきたので、3時間ほどが経過しています。

 

その後、倉庫で身を潜めている間に少し寝てしまったのですが、5分か10分くらい、とのこと。

ちょっと寝た後とかって、トイレに行きたくなりませんか?

 

でも、まりえちゃんにはそんなことを考える余裕はありませんでした。

家の住人がガレージを開けて外出したので、そのすきに、家の中に忍び込んだのです。

そして、問題のシーンは、P480。先ほどの画像の部分です。

結論を言うと、結局おしっこを我慢もしていなければ、おもらしもしないのですが、このシーンを見ると、めちゃくちゃ妄想が膨らみます。

 

小説だから、おしっこをしないかというとそうではなく、主人公も作中で小便をするというシーンがあります。

3行目。

そして、クローゼットから無事抜け出して、トイレがある部屋に隠れることになるのですが、そこで、まりえちゃんは用を足しました。

この時が、7時半ころに一度寝入ってしまったときもまだおしっこをしていなかったので、相当膀胱のタンクは余裕がある子のようですね。

住人にばれないように、水を流さなかったようです。

大なのか小なのかもわかりませんが。

それから、4日間、そこにあった水とクラッカーだけで過ごしたまりえちゃん。

ずっと水を流さなかったのでしょうか・・・?

気になりますが、無事、家を抜け出すことができたので、その辺はわからないままです。